市場拡大の見込み

訪問看護の潜在的利用希望者は、今後の高齢化を見据えると膨大な数に膨れ上がると試算されています。これまでのように、看護を必要とする人を病院や診療所など医療機関だけで受け入れしていくのは難しく、地域に密着した訪問看護ステーションに対する期待はますます大きくなっています。

訪問看護の可能性~訪問看護ステーション需要の急拡大~

現在、訪問看護ステーションの数は全国でまだ約6,800カ所。訪問介護ステーション数の3万カ所と比較しても、まだまだ数が少ないのが実態です。全国訪問看護事業協会による「訪問看護10か年計画骨子案」では、高齢化社会に対応すべく、2025年には訪問看護ステーション12,000カ所が必要とされています。今後、ますます訪問看護ステーション開設の需要が増えていくことは確実です。

図1. 訪問看護の可能性

訪問看護ビジネスで“競合が少なく需要が高い”理由

これまでは、医療業界が訪問看護ビジネスを行う場合が多かったのですが、病院やクリニック経営者だけでは、なかなか訪問看護ビジネスへの参入が増えなかったという背景があります。

ただし、この市場は新たに異業種から参入する事業としては、注目に値する大きなマーケットであることは間違いありません。初期投資も少なく、競合も少なく、市場は拡大確実という好条件がそろった事業なのです。


ただ、医療業界への参入は難しいという先入観だけで新規ビジネスとして参入するケースが少なかっただけ。まだ発掘されていない、本当に旨みのある今がチャンスの事業が訪問看護です。そして、むしろ、競合会社がひしめく厳しい環境で経営をされてきた他業界から参入される方が、一般利用者のニーズや感覚にマッチしたサービス提供を行う事ができることから、競争力があると考えられます。

訪問看護に対する強いニーズ

訪問看護と訪問介護は、利用者のご自宅まで伺って生活のサポートをする面でとても似ています。

ただ、医療行為は看護師だからこそできることであり、多くの方の生活や負担をもっともっと軽減し、社会生活の充実も図ることができます。


大人4人に1人が高齢者となった日本。これから、ますます高齢化が進むことは確実です。高齢化社会の中、看護が必要な方も住み慣れた街や安心できるご自宅で、ゆっくりと幸せに生活を送ることができるように、今、訪問看護サービスの充実が急がれています。結果として、高齢者を抱えるご家庭の方が、ゆとりをもって、笑顔で生活できるような社会の実現が期待されています。

▶訪問看護と訪問介護の違い

看護師確保の秘策!
“多様な働き方の実現”と“職業バリューの向上”による訪問看護師の獲得

医療業界の課題の一つにあるのが看護師不足です。そのため、医療業界の本業である病院経営では慢性的な看護師不足が発生しており、この訪問看護ビジネスに参入する人的余裕がなかった、という背景があります。

現在、社会的風潮として、女性活用の動きが活性化しています。その追い風の中、女性達の多様な働き方を肯定し、自分の生活スタイルに合わせた仕事の仕方を選ぶことができる職場に対しての注目が期待されます。


看護師免許を持ちながらも、結婚や子育て、その他家庭の事情によって看護師としての仕事をすることができなかった優秀な人材達を活用できるのがこの訪問看護ビジネスの強みでもあります。病院勤務では、夜勤があったり労働負荷が大きかったりすることで看護師免許を持ちながらも看護師という職業を続けることができない方も多くいるのが現実です。

訪問看護ビジネスを始めるということが、高齢化社会に対しての問題解決と、雇用の問題解決を同時に行える、地域社会への大きな貢献にもなり得ます。

▶訪問看護サポートセンターの実践的開業支援内容